ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団(Helsingin kaupunginorkesteri)が首席指揮者のユッカ=ペッカ・サラステ(Jukka-Pekka Saraste)との契約を延長した。サラステはスザンナ・マルッキの後任として2023年からその任にあり、今回の契約更改で、任期は2028/2029シーズン終了まで延びる。
サラステはフィンランド・ラハティ生まれの68歳。ヴァイオリン奏者として教育を受けた後、シベリウス音楽院でヨルマ・パヌラの元で指揮法を学んだ後、フィンランド放送交響楽団の第2ヴァイオリンの一員として活動。その後、レイフ・セーゲルスタムに師事して指揮者デビューした。
これまでカナダのトロント交響楽団の音楽監督(1994-2001)、オスロ・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督(2006-2013)、ラハティ交響楽団の芸術監督兼首席指揮者(2008-2011)、ケルンWDR交響楽団の首席指揮者(2010–2019)を歴任してきた。
写真:Helsingin kaupunginorkesteri
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ヘルシンキ発 〓 ヘルシンキ・フィルが首席指揮者のユッカ=ペッカ・サラステとの契約を延長

2025/02/27
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