ドイツのバーデン=バーデン復活祭音楽祭(Festspiele Baden-Baden)が2025年の復活祭音楽祭の概要を発表した。2025年はベルリン・フィルハーモニー管弦楽団がレジデント・オーケストラを務める最後の年。2026年からはかつて出演していたザルツブルク復活祭音楽祭に復帰する。
発表によると、2025年は4月12日から21日の開催。注目のオペラはプッチーニ《蝶々夫人》で、演出を手掛けるのはダヴィデ・リヴァモア。エレオノーラ・ブラット、ジョナサン・テテルマン、テレサ・イエルヴォリーノ、タシス・クリストヤニスが出演する。ちなみに2024年はリヒャルト・シュトラウス《エレクトラ》。
一方、ベルリン・フィルのコンサートは、ペトレンコ指揮でベートーヴェンの《第九》。カタリナ・コンラディ、ベス・テイラー、ゼバスティアン・コールヘップ、タレク・ナズミが出演する。また、クラウス・マケラがアルプス交響曲を指揮する。
復活祭音楽祭では2013年からレジデント・オーケストラを務めてきたベルリン・フィルのザルツブルクに復帰した後、2026年と2027年はクラウス・マケラ率いるロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、ヨアナ・マルヴィッツとマーラー室内管弦楽団がレジデント・オーケストラを務めることになっている。
写真:Festspiele Baden-Baden
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バーデン=バーデン発 〓 復活祭音楽祭、2025年のオペラは《蝶々夫人》
2024/03/09
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