ドイツのケムニッツ市立劇場が音楽総監督(GMD)にベンヤミン・ライナース(Benjamin Reiners)を迎えると発表した。2017/2018シーズンからその任にあり、2022/2023シーズンで任期満了となったギレルモ・ガルシア・カルヴォの後任で、任期は2025/2026シーズンから。
ケルン音楽舞踊大学でプロテスタント教会音楽を学んだ後、デトモルト音楽大学で指揮を学び、2009年からミュンヘンのゲルトナープラッツ州立劇場で指揮者としての活動をスタート。ハノーファー州立歌劇場、マンハイム州立劇場を経て、2019/2020シーズンからキール市立劇場の音楽総監督を務めている。
ケムニッツは旧・東独時代は「カール・マルクス・シュタット」と呼ばれていたドイツ東部の街。劇場のオーケストラは、コンサートでは「ロベルト・シューマン・フィルハーモニー管弦楽団」の名称で活動しており、ライナースはこちらの音楽監督も兼務する。
写真:Theater Kiel / Thomas Eisenkrätzer
ケムニッツ発 〓 市立劇場の音楽総監督にベンヤミン・ライナース
2024/04/04
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