ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(Berliner Philharmoniker)の首席フルート奏者マチュー・デュフォー(Mathieu Dufour)の退団が明らかになった。理由は明らかにされておらず、オーケストラは後任の募集を開始した。デュフォーは2015年からアンドレアス・ブラウの後任として首席奏者を務めてきた。
デュフォーは1972年、パリ生まれの48歳。リヨン国立音楽院でマクサンス・ラリューに師事。首席で卒業後、1993年に弱冠20歳でトゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団の首席奏者に就任。その後、数々の著名な国際コンクールで入賞を重ねた。
1996年からはパリ国立オペラ管弦楽団のスーパー・ソロイストを務め、1999年には音楽監督のダニエル・バレンボイムに招かれてシカゴ交響楽団に移籍、ベルリン・フィルに移るまで首席奏者を務めていた。
写真:Chicago Symphony Orchestra / Todd Rosenberg
ベルリン発 〓 首席フルートのマチュー・デュフォーがベルリン・フィルを退団
2022/01/01
- コメント: 1
マチューさんの大ファンです。ベルリンフィル退団は、衝撃的でした。色々なご事情がおありなのでしょうね。これからのご活躍を期待しています。今年の秋に来日されるとお聞きしました。追いかけますよ!!