ドイツのレーゲンスブルク劇場(Theater Regensburg)が劇場の座付きオーケストラ、レーゲンスブルク・フィルハーモニックの次期音楽総監督兼首席指揮者にステファン・ヴェセルカ(Stefan Veselka)を迎えると発表した。2022年で退任した林勤超(ChinChao Lin)の後任で、任期は2023/2024シーズンから。
ヴェセルカはノルウェー・スタヴァンゲル生まれの55歳。チェコ系で、オーストリア・ザルツブルクのモーツァルテウム音楽院でピアノを学んだ後、ベルリン芸術大学で研鑽を積んだ。ウィーンのベートーヴェン国際ピアノ・コンクール、ベルリンのアルトゥール・シューナーベル・コンクールといったコンクールで入賞を重ねている。
ピアニストとして、ベートーヴェン、プロコフィエフ、ドビュッシー、シュトラウス、ウェーベルンのピアノ作品を多数録音しており、中でも、ドボルザークのピアノ作品全集は2004年に「Classical Internet Award」を受賞している。その後、指揮者に転身してキャリアを重ね、2014年から2021年までドイツのミュンスター交響楽団の首席指揮者を務めていた。
写真:Stefan Veselka.com
レーゲンスブルク発 〓 市立劇場の座付きオーケストラ、レーゲンスブルク・フィルハーモニックの次期音楽総監督兼首席指揮者にステファン・ヴェセルカ
2023/03/24
- コメント: 0
この記事へのコメントはありません。