オランダの指揮者ヤープ・ファン・ズヴェーデン(Jaap van Zweden)が2018/2019シーズンから音楽監督を務めるニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団(New York Philharmonic)を2023/2024シーズンを最後に退任することになった。「ニューヨーク・タイムズ紙」のインタビューの中で明らかにした。
ズヴェーデンはアムステルダム生まれの60歳。ニューヨークのジュリアード音楽院で学び、コンセルトヘボウ管弦楽団のコンサートマスターを経て(1979-1995)、指揮者に転身した。記事によると、新型コロナによる影響でオランダで長い時間を過ごす中、オーケストラや家族との関係見つめ直した結果という。
ニューヨーク・フィルの新シーズンは9月23日、ズヴェーデンの指揮で、ハンナ・ケンドールの“金縛り”のニューヨーク初演、イェフィム・ブロンフマンをソリストに迎えたベートーベンのピアノ協奏曲第3番、ハイドンの交響曲第92番《オックスフォード》のプログラムで開幕する。
写真:New York Philharmonic / Chris Lee
ニューヨーク発 〓 ズヴェーデンが2023/2024シーズンでニューヨーク・フィルの音楽監督を退任
2021/09/16
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