フライブルク発 〓 市立劇場の次期音楽総監督にアンドレ・デ・リッダー

2021/02/24

ドイツ南部フライブルク市立歌劇場(Theater Freiburg)が次期音楽総監督にアンドレ・デ・リッダー(André de Ridder)を迎えると発表した。2021/22年シーズン終了で契約が満了するファブリス・ボロンの後継者で、任期は2022/2023シーズンから。

リッダーはベルリンをベースに活動中の50歳。国立ウィーン音楽・演劇大学でレオポルト・ハーガー、ロンドンの王立音楽院でコリン・デイヴィスに師事してデビュー、欧米のさまざまなオーケストラ、歌劇場の指揮台に立ってきた。

また、バッハから前衛的な電子機器を使った現代物まで多彩な音楽を手掛けており、2013年には音楽家集団「stargaze」を設立してさまざまな音楽シーンに客演、コラボレーションを続けている。

写真:Harrison Parrott


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