チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団(Tonhalle Orchester Zürich)が音楽監督のパーヴォ・ヤルヴィ(Paavo Järvi)との契約を延長した。ヤルヴィは2019/2020シーズンからその任にあり、今回の契約更改で任期は2029年7月まで延びる。
パーヴォは1962年、エストニア・タリン生まれの59歳。指揮者のネーメ・ヤルヴィに従って渡米、カーティス音楽院で学び、ロサンジェルスでレナード・バーンスタインの薫陶を受けた。1994年にスウェーデンのマルメ交響楽団(1994-1997)の首席指揮者に就任したのを皮切りに、早くから国際的な活躍を続けてきた。
2004年からドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメンの芸術監督を務めている他、これまでにドイツ・フランクフルトのhr交響楽団(2006-2014)、パリ管弦楽団(2010-2016)の首席指揮者を歴任。日本でも、2015年から2022年にかけてNHK交響楽団の首席指揮者を務め、現在は名誉指揮者。
写真:Tonhalle Orchester Zürich
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チューリッヒ発 〓 トーンハレ管が音楽監督のパーヴォ・ヤルヴィとの契約を延長
2022/12/09
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