ドイツのイエナ・フィルハーモニー管弦楽団(Jenaer Philharmonie)が音楽総監督を務める指揮者のシモン・ガウデンツ(Simon Gaudenz)との契約を延長した。ガウデンツは2018/19シーズンからその任にあり、今回の契約更改で任期は2025/26年シーズンまで延びる。
ガウテンツはスイス・バーゼル生まれの48歳。ルツェルン音楽大学でクラリネットを学んだ後、グラーツ、フライブルク、ザルツブルクで作曲と指揮を学び、レオン・フライシャー、クルト・マズア、デニス・ラッセル・デイヴィスらの下で研鑽を積んだ。
ザルツブルク・モーツァルテウム在学中の2004年にバーゼルのコレギウム・ムジクムの首席指揮者兼芸術監督に就任、2011年まで務めた。2010年から2013年までデンマークのオーデンセ交響楽団の首席客演指揮者。2012年からはハンブルク・カメラータの首席指揮者も務めている。
イエナ・フィルハーモニー管弦楽団はチューリンゲン州最大のコンサート・オーケストラ。1558年に開学したフリードリヒ・シラー大学で1934年に設立された「コレギウム・ムジクム・イエナ」の復活、継承する目的で設立された団体が前身で、1969年から現在のスタイルを整えた。
写真:Jenaer Philharmonie / c.worsch
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イエナ発 〓 指揮者のシモン・ガウデンツが音楽総監督を務めるイエナ・フィルとの契約を延長
2022/12/09
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