ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(Berliner Philharmoniker)が二人のクラリネット奏者の入団を発表した。定年でこの秋に退団したヴァルター・ザイファース、マンフレート・プライスの後継者で、マティック・クーダー(Matic Kuder)=写真左、アンドラーズ・ゴロブ(Andraž Golob)=写真右の二人。
二人はともにスロベニアの出身。クーダーはザゴリェ・オプ・サヴィの出身で、オーストリアのグラーツ音楽大学でゲラルド・パッヒンガーに師事。学生時代からグスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団に参加。その後、ニュルンベルク交響楽団のソロ・クラリネット奏者を務めている。
一方のバス・クラリネット奏者のゴロブはスロベニア第三の都市ツェリエの出身で、クーダーと同じグラーツ音楽大学でパッヒンガー門下生、グスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団のメンバー。その後、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のオーケストラ・アカデミーの第1期生として研鑽を積んだ。
写真:Gleichweit Mundstücke
ベルリン発 〓 ベルリン・フィルの新しいクラリネット奏者はともにスロベニア出身で同門という二人
2021/10/29
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