ドイツのエッセン州が12日、エッセン市にあるアールト音楽劇場の専属歌手三人に「宮廷歌手」の称号を贈った。ソプラノのクリスティーナ・クラーク、メゾ・ソプラノのマリー・ヘレン・ヨエル、テノールのライナー・マリア・レーアの三人。《アラベラ》の公演終了後に授与式が行われた。
三人の中では、1993年からアンサンブルに加わり、現在は演出家、音楽劇教育も担当するジョエルが先輩格。1994年からアンサンブルに加わったレアーはエッセン生まれで、幅広いレパートリーで活躍している。
また、クラークは米国ミネソタ出身で、2001年からアンサンブルに参加。モーツァルト作品への出演に加え、ミュージカル作品のユーモラスな役柄で活躍、劇場のホワイエを使って行われているジャズのコンサートでも主役を務めている。
写真:Aalto-Musiktheater Essen / Lukas Zander
エッセン発 〓 エッセン州がアールト音楽劇場の専属歌手三人に「宮廷歌手」の称号
2022/06/15
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