英国のクラシック音楽雑誌「グラモフォン」が年度賞「グラモフォン・アワード=Gramophone Classical Music Awards」をめぐり、「オーケストラ・オブ・ザ・イヤー」にノミネートされたオーケストラを発表した。
賞は1977年の創設で、クラシック音楽界で最も権威のある賞の一つ。さまざまな部門があり、前年1年の録音を対象に「グラモフォン」誌の批評家、放送局や音楽業界のさまざまなメンバーが選考委員を務めている。
その中で唯一、読者のオンライン投票で決定されるのが「オーケストラ・オブ・ザ・イヤー」。ノミネート録音は以下の通りで、投票は6月10日から9月7日にかけて行われる。
バイエルン州立歌劇場管弦楽団/マーラー:交響曲第7番/キリル・ペトレンコ指揮
ブタペスト祝祭管弦楽団/ブラームス:交響曲第3番/イヴァン・フィッシャー指揮
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団/マーラー:交響曲4番/セミヨン・ビシュコフ指揮
ハレ管弦楽団/ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第9番/マーク・エルダー指揮
レ・シエクル/ラヴェル:ピアノ協奏曲他/フランソワ=グザヴィエ・ロト指揮
マーラー・チェンバー・オーケストラ/モーツァルト:ピアノ協奏曲20番他/レイフ・オヴェ・アンスネス指揮
オスロ・フィルハーモニー管弦楽団/シベリウス交響曲全集/クラウス・マケラ指揮
ピッツバーグ交響楽団/ブラームス:交響曲第4番/マンフレート・ホーネック指揮
シンフォニア・オブ・ロンドン/ラヴェル管弦楽曲集/ジョン・ウィルソン指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団/ブルックナー:交響曲第4番/クリスティアン・ティーレマン指揮
写真:Oslo Filharmonien / Rune Bendiksen
ロンドン発 〓 クラシック音楽雑誌「グラモフォン」が「オーケストラ・オブ・ザ・イヤー」のノミネート録音を発表、10日から投票始まる
2022/06/15
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