ウィーン発 〓 国立歌劇場が新シーズン、2022/2023シーズンの公演ラインナップを発表

2022/04/30

ウィーン国立歌劇場(Wiener Staatsoper)が新シーズン、2022/2023シーズンの公演ラインナップを発表した。新制作は以下の6作品で、開幕を飾るのは、カリスト・ビエイトが演出を手掛ける《嘆きの歌》と《亡き子を偲ぶ歌》。

テノールの尼子は日本人の父親とウェールズ生まれの英国人を母親に持ち、英国で育ち、英国王立音楽院大学院修了。昨年9月に行われた第3回「ヘルムート・ドイチュ国際歌曲コンクール」で優勝している。

2022年9月29日
マーラー《嘆きの歌》
マーラー《亡き子を偲ぶ歌》

[演出]カリスト・ビエイト
[指揮]ロレンツォ・ヴィオッティ
[出演]フローリアン・ベッシュ / ターニャ・アリアーネ・バウムガルトナー / ヴェラ=ロッテ・ベッカー / ダニエル・イェンツ

2022年12月4日
ワーグナー《ニュルンベルクのマイスタージンガー》
[演出]キース・ウォーナー
[指揮]フィリップ・ジョルダン
[出演]ミヒャエル・ヴォッレ / デヴィッド・バット・フィリップ / ハンナ=エリーザベト・ミュラー / ヴォルフガング・コッホ / ゲオルク・ツェッペンフェルト

2023年2月2日
リヒャルト・シュトラウス《サロメ》
[演出]シリル・テスト
[指揮]フィリップ・ジョルダン
[出演]マリン・ビストレム / イアン・パターソン / ゲルハルト・シーゲル / ミヒャエラ・シュースター / 尼子広志 / パトリシア・ノルツ

2023年3月11日
モーツァルト《フィガロの結婚》
[演出]バリー・コスキー
[指揮]フィリップ・ジョルダン
[出演]アンドレ・シュエン / ハンナ=エリーザベト・ミュラー / イン・ファン(=方穎) / ペーター・ケルナー / パトリシア・ノルツ / ステファニー・ハウツィール / ジョシュ・ロヴェル / アンドレア・ジョバンニ / ステファン・チェルニー / ヴォルフガング・バンクル / ミリアム・クトロヴァッツ

2023年4月2日
モンテヴェルディ《ウリッセの帰還》
[演出]ヨッシ・ヴィーラー&セルジオ・モラビト
[指揮]パブロ・エラス=カサド
[出演]ゲオルク・ニグル / ケイト・リンゼー / ジョシュ・ロヴェル / 尼子広志 / アンドレア・マストローニ / ヨルグ・シュナイダー / ヘレン・シュナイダーマン

2023年5月21日
プーランク《カルメル派修道女の対話》
[演出]マグダレーナ・フックスベルガー
[指揮]ベルトラン・ド・ビリー
[出演]サビーヌ・ドゥヴィエル / ミヒャエラ・シュースター / ニコール・カー / イヴ=モー・ユボー / マリーナ・ナザロヴァ / ベルナール・リヒター / ミヒャエル・クラウス

写真:Wiener Staatsoper / Michael Pöhn


    もっと詳しく ▷


関連記事

  1. バンベルク発 〓 バンベルク響が2020/2021シーズンの公演ラインナップを発表、6月に日本ツアーも

  2. レーゲンスブルク発 〓 台湾出身のチンジャオ・リンがレーゲンスブルク歌劇場の音楽総監督に

  3. 訃報 〓 アレクサンダー・トラーゼ(69)ジョージア出身のピアニスト

  4. ベルリン発 〓 首席フルートのマチュー・デュフォーがベルリン・フィルを退団

  5. ロッテルダム発 〓 ロッテルダム・フィルがラハフ・シャニとの契約を延長

  6. アムステルダム発 〓 エド・デ・ワールトに改めて「副指揮者」の称号

  7. ハンブルク発 〓 州立オペラが2023/2024シーズンの公演ラインナップを発表、開幕は新制作の《ボリス・ゴドノフ》

  8. 訃報 〓 カミラ・ウィックス(92)米国のヴァイオリン奏者

  9. 東京発 〓 N響の第1コンサートマスターに長原幸太

  10. 北京発 〓 中国の“ウイルス征圧”投稿が物議

  11. ボルドー発 〓 ミンコフスキがボルドー国立オペラとの契約を延長

  12. ウィーン発 〓 国立歌劇場がストリーミング第2週のラインナップを発表、新制作の《ドン・ジョヴァンニ》もライブ配信

  13. ボストン発 〓 フェニックス管弦楽団の次期音楽監督にジョシュア・ワイラースタイン

  14. クアラルンプール発 〓 広上淳一がマレーシア・フィルの第6代音楽監督に

  15. ミラノ発 〓 スペランツァ・スカップッチのスカラ座デビューが代役起用で前倒しに

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。