ボローニャ発 〓 指揮者のオクサーナ・リーニフが疲労でダウン、ボローニャ劇場の公演の指揮をキャンセル

2022/04/07

ウクライナ出身の指揮者オクサーナ・リーニフ(Oksana Lyniv)が疲労でダウン、首席指揮者を務めるイタリアのボローニャ劇場の公演の指揮をキャンセルした。チャイコフスキー《イオランタ》の公演で、代役はミヒャエル・ギュットラーが務めるという。

オクサーナ・リーニフはロシアがウクライナへの侵略を開始した直後から、マッタレッラ大統領らイタリアの要人たちへの働きかけなど、ウクライナ支援を広く呼びかけており、自ら創設したウクライナ・ユース・シンフォニー・オーケストラの国外避難などの活動に奔走していた。

写真:Teatro Comunale di Bologna


関連記事

  1. ウィーン発 〓 2025年の「オーパンバル」はコルネリウス・マイスターが指揮、ナディーン・シエラ、ファン・ディエゴ・フローレスが出演

  2. コペンハーゲン発 〓 クリストフ・エッシェンバッハがコペンハーゲン・フィルの名誉客演指揮者に

  3. ケルン発 〓 WDR響が首席指揮者のクリスティアン・マチェラルとの契約を延長

  4. ウィーン発 〓 国立歌劇場が4月第2週のストリーミング・ラインナップを発表

  5. アルテンブルク発 〓 アルテンブルク・ゲラ劇場が音楽総監督のルーベン・ガザリアンとの契約を延長

  6. モントリオール発 〓 テノールのベン・ヘップナーがラジオのパーソナリティーからの“卒業”を表明、メディア・プレゼンターに転身

  7. ローマ発 〓 イタリア、再びロックダウンへ

  8. ベルガモ発 〓 ドニゼッティ・オペラ・フェスティバルが2025年の公演ラインナップを発表

  9. ボストン発 〓 空席が続いていたボストン響のコンサートマスターにネイサン・コール

  10. ベルリン発 〓 クリストフ・エッシェンバッハがベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団との契約を延長

  11. ロンドン発 〓 ロンドン・フィルが首席指揮者のエドワード・ガードナーとの契約を延長

  12. ソルトレイクシティ発 〓 ユタ響の音楽監督にマルクス・ポシュナー

  13. ドルトムント発 〓 市立オペラがガブリエル・フェルツとの契約を延長

  14. ウィーン発 〓 楽友協会が6月から再開、ウィーン・フィルのコンサートも

  15. 訃報 〓 ティト・デル・ビアンコ(88)イタリアのテノール歌手

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。