2021年の「オーパンバル=Opernball」の中止が発表された。2021年は2月11日に行われる予定だった。新型コロナウイルスの感染者数が再び急増していることを受けて中止が決まった。
「オーパンバル」はウィーン国立歌劇場(Wiener Staatsoper)が毎年2月の「灰の水曜日」の前の木曜日に行っている恒例行事。ヨーロッパで最も格式高いダンス・パーティの一つで、海外からのゲストなど約5,000人が参加する。
創設はオーストリア=ハンガリー帝国時代の1877年と古く、第二次世界大戦を挟んで1956年に復活した。中止は1991年に次いで2度目。この時は湾岸戦争の影響によって中止されている。
写真:Wiener Staatsoper
ウィーン発 〓 国立歌劇場の「オーパンバル」、2021年は中止
2020/09/26
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