東京発 〓 原田慶太楼が東響の正指揮者に

2020/07/25

東京交響楽団(Tokyo Symphony Orchestra)が原田慶太楼を(Keitaro Harada)を正指揮者に迎えると発表した。任期は2021年4月から24年3月末までの3年間。

原田は1985年、東京生まれの35歳。17歳で単身渡米して研鑽を積み、2006年にモスクワ交響楽団を指揮してデビューした。2010年のタングルウッド音楽祭で小澤征爾フェロー賞、2014〜2016年には米国ショルティ財団キャリア支援賞を連続受賞している。

2014/2015シーズンにシンシナティ交響楽団とシンシナティ・ポップス・オーケストラのアシスタント・コンダクターに就任。2020/2021シーズンからジョージア州南東部サバンナ・フィルハーモニックの音楽・芸術監督に就任することが決まっている。

東京交響楽団とは2016年11月のフレッシュ名曲コンサートで初共演。就任記念演奏会は2021年4月に行われる定期演奏会で、ショスタコーヴィチの交響曲第10番などを指揮する予定。

写真:Tokyo Symphony Orchestra / Claudia Hershner


    もっと詳しく ▷


関連記事

  1. 東京発 〓 N響が首席指揮者のルイージと8月下旬に台湾ツアー

  2. バーミンガム発 〓 市響が首席指揮者の山田和樹との契約を延長、首席客演指揮者にイラン・ヴォルコフ

  3. 東京発 〓 東フィルが2024シーズンのラインナップを発表

  4. ロンドン発 〓 ジョン・エリオット・ガーディナーが自ら創設したモンテヴェルディ合唱団・管弦楽団などからの退任の辞を発表

  5. キール発 〓 市立劇場の次期音楽総監督にガブリエル・フェルツ

  6. ロンドン発 〓 英国政府が文化予算に大なた、イングリッシュ・ナショナル・オペラは年度予算の配分が打ち切られ、活動継続の危機に

  7. ウィーン発 〓 作曲家ジョン・ウィリアムズがついにウィーン・フィルを指揮

  8. フィレンツェ発 〓 演出家の故フランコ・ゼフィレッリの生誕100年、イタリアでは切手も

  9. ミュンヘン発 〓 バイエルン州立オペラが新シーズン、2022/2023シーズンの公演ラインナップを発表

  10. ボン発 〓 若手指揮者のヨエル・ガムゾウが活動の半分を新作初演に当てる新しいオーケストラを創設

  11. ロンドン発 〓 デイヴィッド・コーエンがロンドン響の首席チェロ奏者に

  12. 別府発 〓 第22回のアルゲリッチ音楽祭は来年にそのまま延期

  13. ウィーン発 〓 ウィーン響が鉄道での移動を優先、「カーボン・ニュートラル」の取り組みで

  14. シュトゥットガルト発 〓 南西ドイツ放送響がフランソワ=グザヴィエ・ロトの降板を発表

  15. ベルン発 〓 スイスの劇場閉鎖、2月末まで延長の方向

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。