映像を空間に浮かび上がらせる技術を使い、歴史的ソプラノ歌手マリア・カラス(1923-1977)をステージ上に再現するコンサートの世界ツアーを、23日に米国サクラメントからスタートさせる。日本上陸は2019年初めになるという。
ツアーを行うのは「Base Hologram」社。残されているカラスの映像を最新技術でホログラムとしてステージ上に映し、過去の録音からカラスの歌声だけを抜き出した音と舞台上の50人のオーケストラの演奏をミックスするスタイル。
歌われるのは、カルメン、ラ・ジョコンダ、マクベス、ハムレット、ロメオとジュリエットなどのアリア。アンコールも用意され、本物のコンサートと同じような感覚でコンサートが楽しめる。「Base Hologram」社は今年4月、故ロイ・オービソンのホログラム・コンサートを行っている。
写真:BASE HOLOGRAM
サクラメント発 〓 ホログラムで再現されたマリア・カラスがオーケストラと共演
2018/09/22
【最終更新日】2019/11/24
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