ミュンヘン発 〓 バイエルン放送響が2020/2021シーズンの公演ラインナップを発表

2020/04/04

ミュンヘンを本拠地とするバイエルン放送交響楽団(Bavarian Radio Symphony Orchestra)が2020/2021シーズンの公演ラインナップを発表した。

バイエルン放送響は昨年11月にマリス・ヤンソンスが亡くなった後、首席指揮者は空席となっており、新シーズンはさまざまな指揮者が客演する。

客演する指揮者は、ヘルベルト・ブロムシュテット、グスターボ・ドゥダメル、ジョン・エリオット・ガーディナー、ダニエル・ハーディング、ヤクブ・フルシャ、スザンナ・マルッキ、ズービン・メータ、アンドリス・ネルソンス、ヤニック・ネゼ=セガン、サイモン・ラトル、フランツ・ウェルザー=メスト。

オーケストラ・デビューとなる指揮者には、ミルガ・グラジニーテ=ティーラ、オクサーナ・リーニフもいるが、やはり話題の中心はクリスチャン・ティーレマンの初客演。ブルックナーの交響曲第5番を指揮する。話題といえば、ガーディナーが指揮するコンサート形式の《ドン・カルロ》も珍しいプログラム。

また、新シーズンの「アーティスト・イン・レジデンス」は、ピアニストのイゴール・レヴィット。

写真:Bavarian Radio Symphony Orchestra / Anne Dokter


    もっと詳しく ▷


関連記事

  1. ボルドー発 〓 ボルドー・アキテーヌ国立管の音楽監督にジョセフ・スヴェンセン

  2. ストックホルム発 〓 トランペットの清水慶太郎がスウェーデン王立歌劇場の首席奏者に

  3. ボストン発 〓 ボストン響がレイオフに続き、平均37%の報酬カット

  4. ミラノ発 〓 スカラ座が新制作の《サロメ》をストリーミング配信

  5. ベルリン発 〓 ペトレンコとベルリン・フィルもウクライナへの連帯を表明

  6. ブリスベン発 〓 オペラ・オーストラリアがこの冬の《ニーベルングの指環》の新製作を断念

  7. シカゴ発 〓 シカゴ響がヤープ・ファン・ズヴェーデンに率いられてヨーロッパ・ツアー

  8. ライプツィヒ発 〓 アンドリス・ネルソンスが音楽監督を務めるゲヴァントハウス管との契約延長

  9. アーヘン発 〓 市立劇場がカラヤンの胸像をホワイエから撤去

  10. ウィーン発 〓 カミラ・ニールンドに国立歌劇場の「ロッテ・レーマン メモリアル・リング」

  11. ベルン発 〓 チェリストのアントニオ・メネセスが進行性の脳腫瘍と診断されたことを明らかに

  12. ミュンヘン発 〓 バイエルン州立バレエ団が空席の監督にローラン・イレール

  13. オスロ発 〓 音楽監督のクラウス・マケラがチェロ奏者としてオーケストラと共演

  14. ロンドン発 〓 カリーナ・カネラキスがロンドン・フィルの首席客演指揮者に

  15. シュトゥットガルト発 〓 州立劇場の音楽総監督にオーストラリアの指揮者ニコラス・カーター、コルネリウス・マイスターの後任

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。