米国のミルウォーキー交響楽団 (Milwaukee Symphony Orchestra)が2020/2021シーズンをキャンセルすると発表した。新型コロナウイルスの流行に加えて、本拠地としているブラッドリー・シンフォニーセンターが5月に大規模な洪水被害を受け、その修復に時間が掛かるため。
ミルウォーキー響は1959年の創立。歴代の音楽監督には、ズデニェク・マカール、エド・デ・ワールトがおり、2018/2019シーズンからは謙=デイヴィッド・マズア(Ken-David Masur)がその任にある。
謙=デイヴィッドは「ベルリンの壁」崩壊に繋がる民主化運動の先頭に立った東ドイツの指揮者クルト・マズアの息子。ライプツィヒ音楽院、デトモルト音楽アカデミー、ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学を経て、コロンビア大学で学んでいる。
写真:Milwaukee Symphony Orchestra / Jonathan Kirn
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ミルウォーキー発 〓 ミルウォーキー響が2020/2021シーズンをキャンセル
2020/08/28
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