プッチーニ・フェスティバル(festival Puccini)がこの夏の公演ラインナップを発表した。今年で66回を数える音楽祭は今年、5作品を上演する。
プッチーニは晩年をピサに近い湖畔の村トーレ・デル・ラーゴで過ごし、マサチュッコリ湖畔には晩年を過ごした別荘がある。音楽祭は毎夏、その別荘に隣接して建てられた野外劇場でプッチーニのオペラだけを上演している。
今年の新演出は《トスカ》と《マノン・レスコー》の2作品で、前者はステファニア・サンドレッリ、後者はアルド・タラベッラの演出。
サンドレッリはイタリアの女優で、トーレ・デル・ラーゴにも近いヴィア・レッジョの出身。ジョルジオ・カピターニ監督の2004年の映画『プッチーニ』では母親役を演じている。
《トスカ》= 新制作(演出:ステファニア・サンドレッリ)
7月14日・24日 – 8月2日・21日
指揮:アルベルト・ヴェロネージ
出演:アイノア・アルテタ / 大村博美 / マルセロ・アルバレス / Amadi Lagha / アンヘル・オデナ
《トゥーランドット》
7月18日 – 8月8日・16日
指揮:ダニエル・スミス
出演:アマリッリ・ニッツァ / シルヴァーナ・フローリ / コーレン・クレア / アレハンドロ・ロイ
《マノン・レスコー》= 新制作(演出:アルド・タラベッラ)
7月25日 – 8月7日
指揮:ジャンナ・フラッタ
出演:ドナータ・ダヌンツィオ・ロンバルディ / Sheshaberidze Michail / ルカ・ブルノ / ブルーノ・デ・シモーネ
《ラ・ボエーム》
8月1日・9日・22日
指揮:エンリコ・カレッソ
出演:ヴィットリア・イェオ / イヴァン・アヨン・リヴァス / マリア・シャボーニア / カタール・カラゲディック
《蝶々夫人》
8月14日・23日
指揮:イヴ・アベル
出演:カリーネ・ババジャニアン / ステファン・ポップ / アンヌンツィアータ・ヴェストリ / ブルーノ・タディア
写真:Festival Puccini Torre del Lago
もっと詳しく ▷
この記事へのコメントはありません。