ザルツブルク音楽祭 〓 スポンサーの一角にロシアの「ガスプロム」

2019/10/07
【最終更新日】2019/10/17

ザルツブルク音楽祭が3日、ロシアの「ガスプロム=Gazprom」との新しいスポンサー契約を結んだ。ガスプロム(Gazprom)は、1993年に誕生した半国営の天然ガス企業。プーチン大統領と緊密な関係にある独占企業で、天然ガスの生産と供給では世界最大手。音楽祭の大口スポンサーには、「ネスレ」、「アウディ」、「シーメンス」、「ロレックス」、「キューネ財団」が名を連ねるが、「ネスレ」に代わって「ガスプロム」が入ることになった。

音楽祭は2020年に100周年を迎えるが、ロシア企業がスポンサーに入るのは初めて。音楽祭のヘルガ・ラーブル=シュタドラー総裁は声明で、「オーストリアとロシアの関係は常に芸術と文化について特に強烈です。フェスティバルが世界で最高の評判を持っている場合、それはロシアのアーティストに負うところが大きいのです」と述べている。

写真:Gazprom


関連記事

  1. ガーシントン・オペラ 〓 9月にセミ・ステージ形式で《フィデリオ》

  2. ウィーン発 〓 オメール・メイア・ヴェルバーが1シーズンでフォルクスオーパーの音楽監督を退任、後任は首席客演指揮者のベン・グラスバーグ

  3. ウィーン発 〓 カミラ・ニールンドに国立歌劇場の「ロッテ・レーマン メモリアル・リング」

  4. ザルツブルク発 〓 復活祭音楽祭が2024年の開幕前に2025年の概要を発表

  5. 訃報 〓 スティーヴ・ダヴィスリム(57)オーストラリアのテノール歌手

  6. グラーツ発 〓 オクサーナ・リーニフが劇場との契約を延長せず

  7. ウィーン発 〓 クラウス・マケラがウィーン・フィルにデビュー

  8. ザルツブルク発 〓 エリーナ・ガランチャが夏の音楽祭の《ナクソス島のアリアドネ》から降板、音楽的な理由で

  9. グラインドボーン音楽祭 〓 音楽祭の開幕延期を決定

  10. ウィーン発 〓 2025年の「オーパンバル」はコルネリウス・マイスターが指揮、ナディーン・シエラ、ファン・ディエゴ・フローレスが出演

  11. ウィーン発 〓 来年の「ニューイヤー・コンサート」は史上初の無観客で

  12. グシュタード発 〓 ピアノの角野隼斗がメニューイン・フェスティバルの「オリヴィエ・ベルグリュエン賞」を受賞

  13. エクス=アン=プロヴァンス発 〓 夏のフェスティバルが2025年の公演ラインナップを発表

  14. ミュンヘン発 〓 バイエルン州立歌劇場が夏のオペラ・フェスティバルのスケジュールを発表

  15. インスブルック発 〓 古楽音楽祭が2021年の公演ラインナップを発表

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。