英国の有力紙「ザ・タイムズ」が30日、ロイヤル・バレエの振り付け師リアム・スカーレット(Liam Scarlett)がセクシャル・ハラスメントの疑いで活動を禁止されていると報道した。スカーレットはバレエ団を代表するスター振り付け師で、2018年には、ロイヤル・バレエで31年ぶりに新制作された「白鳥の湖」を手掛けた。報道では、ロイヤル・バレエ学校の学生に対する性的不正行為についての申し立てがあり、その調査が薦められているという。
スカーレットはサフォーク州イプスウィッチ生まれの33歳。4歳でダンスを始め、8歳でロイヤル・バレエ学校に入学。2005年、卒業と同時にバレエ団に入団した。2008年からはファースト・アーティストとして活動。2012年にダンサーを引退してバレエ団のアーティスト・イン・レジデンスに就任して振り付けを手掛けてきた。「ザ・タイムズ」の報道に対するロイヤル・バレエのリアクションはまだない。
写真:Royal Opera House
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ロンドン発 〓 ロイヤル・バレエのリアム・スカーレットにセクハラ疑惑?
2020/01/31
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