バイエルン州立歌劇場(Bayerische Staatsoper)が新シーズン、2021/2022シーズンの公演ラインナップを発表した。州立歌劇場は新シーズンから総監督、音楽監督が交代する。総監督にはリヨン・オペラの総監督を務めていたベルギー人のセルジュ・ドルニーが就任、新しい音楽監督はウラディーミル・ユロフスキ。
オペラの新制作は以下の8作品。これ以外に、ゲオルク・ハースの《Bluthaus》、《Thomas》、《Koma》の3作品にモンテヴェルディの作品などを加えた公演が行われる。
《Bluthaus》はティトゥス・ エンゲル指揮で、演出をクラウス・グートが担当。《Thomas》はアレクサンドル・ブロックの指揮で、演出をアンナ・ソフィー・マーラーが手掛ける。また、《Koma》の指揮はテオドール・クルレンツィスで、ロメオ・カステルッチが演出。
10月25日 – 2022年1月20日
ショスタコーヴィチ《鼻》
[出演]ボリス・ピンハソヴィチ / セルゲイ・レイフェルクス / ゲンナジー・ベズベンコフ / アンドレイ・ポポフ / セルゲイ・ スコロホドフ / アントン・ ロシツキー / アレクサンドラ・ドゥルセネーヴァ / ミリアム・メサ / ドリス・ゾッフェル / ローラ・エイキン / タンゼル・アクゼイベク
[指揮]ウラディーミル・ユロフスキ
[演出]キリル・セレブレンニコフ
12月18日 – 2022年1月6日
レハール《ジュディッタ》
[出演]ダニエル・ベーレ / ヴィダ・ミクネヴィチューテ / ゼバスティアン・コールヘップ / シェシュティン・アヴェモ / ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー
[指揮]クリストフ・マルターラー
[演出]ガボール・カリ
2022年1月30日 – 7月16日
ヤナーチェク《利口な女狐の物語》
[出演]ヴォルフガング・コッホ / ヤージー・チャン(张亚洁) / ジョナス・ハッカー / マーティン・スネル / ミラン・シリアノフ / エレーナ・ ツァラゴワ / ミルヤム・メサック / アンジェラ・ブラウアー / リンゼイ・アンマン / アルマンド・エリゾンド / エリザ・ブーム
[指揮]ミルガ・グラジニーテ=ティーラ
[演出]バリー・コスキー
2月28日 – 7月12日
ブリテン《ピーター・グライムズ》
[出演]スチュアート・スケルトン / レイチェル・ウィリス=ソレンセン / イアン・ペイターソン / クラウディア・マーンケ
[指揮]エドワード・ガードナー
[演出]シュテファン・ヘアハイム
3月19日 – 29日
ハイドン《勘違いの不貞》
[出演]ジャスミン・デルフス / エミリー・シエラ / ジェシカ・ナイルズ / アルマンド・エリゾンド / ジョエル・ウィリアムズ
[指揮]ギールデ・シュレカイテ
[演出]Marie-Eve Signeyrole
5月9日 – 7月10日
ベルリオーズ《トロイ人》
[出演]ステファン・ドゥグー / マリー=ニコル・ルミュー / グレゴリー・クンデ / アニタ・ラチヴェリシュヴィリ / イヴ=モー・ユボー / エカテリーナ・セメンチュク / ブランドン・ジョヴァノヴィッチ
[指揮]ダニエレ・ルスティオーニ
[演出]クリストフ・オノレ
6月27日 – 7月7日
ペンデレツキ《ルダンの悪魔》
[出演]アウシュリネ・ストゥンディーテ
[指揮]ウラディーミル・ユロフスキ
[演出]サイモン・ストーン
7月17日 – 27日
リヒャルト・シュトラウス《カプリッチョ》
[出演]ディアナ・ダムラウ / パーヴォル・ブレスリク / ミヒャエル・ナジ / ヴィート・プリアンテ / クリスティン・ジグムンドソン / ターニャ・アリアーネ・バウムガルトナー
[指揮]ローター・ケーニヒ
[演出]デヴィッド・マートン
写真:Bayerische Staatsoper
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