ハンブルク交響楽団(Hamburger Symphoniker)が首席指揮者を務めるシルヴァン・カンブルラン(Sylvain Cambreling)との契約を延長した。カンブルランはジェフリー・テイト の後を受けて、2018年からその任にあり、今回の契約延長で、任期は彼が80歳になる2028年まで延びる。
ハンブルク交響楽団は旧ハンブルグ交響楽団とハンブルグ室内管弦楽団が1957年に合併して誕生、さらに1961年にはバッハ管弦楽団の演奏会たちが加わり、名称も「Hamburger Symphoniker」に変更、初代の首席指揮者にロベルト・ヘーガーを迎えて再スタートを切った。
創設60周年を迎えた2017年から、本拠地をかつて北ドイツ放送交響楽団(現在のNDRエルプフィルハーモニー管弦楽団)が使っていた「ライスハレ=Laeiszhalle」に移動。2018年にはピアノのマルタ・アルゲリッチを迎えたフェスティバルを開催している。
カンブルランは「素晴らしいライスハレで、注意強く好奇心旺盛な聴衆と、常にあらゆる挑戦にイエスと答え、私の仕事のあらゆる局面で新たなインスピレーションを与えてくれるオーケストラと一緒に。私たちが一緒に偉大で本当に興味深いものを作り上げているという事実は、どのコンサートでも、音楽の中にも、そして拍手の中にも聴き取ることができるのです」とコメントを出している。
写真:Symphoniker Hamburg
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ハンブルク発 〓 シルヴァン・カンブルランが首席指揮者を務めるハンブルク響との契約を延長
2022/06/18
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