ミュンヘン国際音楽コンクール(Internationaler Musikwettbewerb der ARD)のチェロ部門本選が13日に行われ、ベルリン芸術大学で学ぶ佐藤晴真(Haruma Sato)が第1位を獲得した。チェロ部門で日本人が1位を獲得するのは初めて。佐藤は名古屋市の出身の21歳。6歳からチェロを始め、内外のコンクールで受賞を重ね、2016年からベルリン芸術大学で学んでいる。
コンクールはドイツ公共放送連盟(ARD)の主催で、今回が68回。若手音楽家の登竜門として知られ、国際コンクールの中でも、最も権威のあるコンクールとして知られている。年によって審査部門が変わるのが特徴で、今年はクラリネット、チェロ、ファゴット、打楽器の4部門が行われている。3人で行われた本選で、ショスタコービッチの作品をオーケストラと演奏した。
写真:Internationaler Musikwettbewerb der ARD / Daniel Delang
ミュンヘン発 〓 ミュンヘン国際音楽コンクールのチェロ部門で佐藤晴真が優勝
2019/09/15
【最終更新日】2019/10/17
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