ワルシャワ発 〓 ピアノの名門「ベヒシュタイン」が50年ぶりにショパン国際ピアノ・コンクールの舞台に

2025/07/16
【最終更新日】2025/08/17

ドイツのピアノ・メーカー「ベヒシュタイン」がこの10月に行われる第19回「ショパン国際ピアノ・コンクール」に自社のピアノを供給すると発表した。提供されるのは「コンサート・グランドピアノD282」モデルで、コンクールへの復帰は50年ぶりという。

ポーランドの首都ワルシャワで行われているコンクールは1927年の創設で、5年に一度の開催。若手ピアニストの登竜門として知られ、マウリツィオ・ポリーニやマルタ・アルゲリッチはじめ、数多くのピアニストを世に送り出し、世界三大コンクールの一つとされる。

2020年に開催されるはずだった第18回は新型コロナウイルスの世界的流行で開催が1年延期されての開催となったが、第19回は予定通り2025年10月2日から23日まで行われる。審査委員長は1970年のコンクールで優勝しているギャリック・オールソン。

第19回には約400人の若手ピアニストが応募。この春の予選で、21カ国から85人の参加者が10月の本選に出場することが決まっている。日本からは小林海都、桑原志織、牛田智大、京増修史、中川優芽花、中島結里愛、西本裕矢、小野田有紗、島田隼、進藤実優、東海林茉奈、山縣美季、山﨑亮汰の13名が参加する。

ベヒシュタインは1853年創業で、本拠地はベルリン。コンクールでは現在、ハンブルク・スタインウェイ、ヤマハ、シゲル・カワイ、ファツィオリの4者がピアノを供給しており、ベヒシュタインが5者目になる。

写真:Chopin Competition


  もっと詳しく ▷


関連記事

  1. ロンドン発 〓 クラシック音楽雑誌「グラモフォン」が年度賞「グラモフォン・アワード」を発表

  2. ニューヨーク発 〓 ルネ・フレミングがメトロポリタン歌劇場の新作オペラに

  3. ニューヨーク発 〓 米国のエンタメ・サイト、メトロポリタン歌劇場の次シーズンをスクープ !?

  4. ニューヨーク発 〓 ニューヨーク・フィルが今シーズンの公演をすべてキャンセル

  5. フィレンツェ発 〓 フィレンツェ歌劇場のペレイラ総裁が突然の辞任、横領問われて「気力失った」

  6. アムステルダム発 〓 ロイヤル・コンセルトヘボウ管の第8代首席指揮者にクラウス・マケラ

  7. パリ発 〓 指揮者のスペランツァ・スカップッチにフランスの「芸術文化勲章シュヴァリエ」

  8. ミラノ発 〓 スカラ座総裁にウィーン国立歌劇場総裁のドミニク・マイヤー

  9. ブエノスアイレス発 〓 テアトロ・コロンが2024年の公演ラインナップを発表

  10. ロンドン発 〓 クラシック音楽界の5つのレーベルがウクライナ人道支援のための募金活動

  11. デトロイト発 〓 デトロイト響の次期音楽監督にヤデル・ビニャミーニ

  12. ウィーン発 〓 国立歌劇場が2021/2022シーズンの公演ラインナップを発表

  13. カルガリー発 〓 カルガリー・フィルも楽団員84人全員を一時解雇

  14. ボストン発 〓 ネルソンズがボストン響、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管との契約を延長

  15. シドニー発 〓 シドニー響の次期首席指揮者にシモーネ・ヤング

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。