マーストリヒト発 〓 ヴァイオリニストのアンドレ・リュウがノートルダム再建に鋼材700トンを寄付

2019/04/18

ノートルダム大聖堂(Notre Dame)再建支援の輪が世界中に広がる中、ヴァイオリニストのアンドレ・リュウ(André Rieu)が700トンの鋼材を寄付すると発表して話題をさらっている。リュウのステージは大掛かりなセットで知られるが、鋼材は世界ツアーで、ウィーンのシェーンブルン宮殿を再現するのに使ったもの。この時のセットは幅125メートル、奥行き30メートルと高さ35メートルという巨大なものだったという。

リュウはオランダの・マーストリヒト生まれの69歳。ウィンナ・ワルツに造詣が深く、自ら「ヨハン・シュトラウス・オーケストラ」を結成。往年のヨハン・シュトラウスを彷彿とさせるヴァイオリンの弾き振りでオーケストラを引っ張り、クラシック音楽からポップス音楽まで取り込んだ多彩なプログラムを引っ提げて世界ツアーを行っている。鋼材は再建工事の足場に使って欲しいという。

再建支援の輪は音楽界でも広がっており、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団がヨーロッパ各地の教会を回って行うブルックナーの交響曲全曲演奏会の(指揮はクリスティアン・ティーレマン)収益を寄付することを表明。フランスを代表するヴァイオリニストのルノー・カプソンが再建のためのファンド設立を発表、急きょパリ市内数カ所で資金集めのコンサートを開催するという。彼の弟でチェリストのゴーティエ・カプソンはノートルダム大聖堂前で“追悼”演奏を行っている。

写真:André Rieu





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