ソプラノのアンナ・ネトレプコ(Anna Netrebko)がバイロイト音楽祭への出演をキャンセルした。彼女の音楽祭デビューとなるはずだった公演で、8月14日と18日に《ローエングリン》のエルザを歌うことになっていた。代役はアンネッタ・ダッシュ(Annette Dasch)。2010年〜2013年、2015年にハンス・ノイエンフェルス演出の《ローエングリン》でエルザを歌って成功を収めている。
ネトレプコは先週、ザルツブルク音楽祭の《アドリアーナ・ルクヴルール》も2公演キャンセル。その時、医師から3週間の休養が必要という診断が下り、バイロイト音楽祭への出演を諦めたという。一方で、音楽祭が100周年を迎える来年のザルツブルク音楽祭で《トスカ》に出演することが発表された。彼女は2018年にニューヨークのメトロポリタン歌劇場で初めてトスカを歌い、この12月7日のミラノ・スカラ座の新シーズンの開幕を飾る《トスカ》でも歌うことが発表されている。
写真:Metropolitan Opera
バイロイト音楽祭 〓 ネトレプコが音楽祭デビューをキャンセル
2019/08/07
- コメント: 0
この記事へのコメントはありません。