フィンランド人指揮者のダリア・スタセヴスカ(Dalia Stasevska)が今年の“ノーベル賞の指揮者”に決まった。スウェーデンの首都ストックホルムで10日に行われる授賞式、晩餐会でロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団を指揮する。女性の指揮者が起用されるのは、2016年のマリー・ローセンミール(Marie Rosenmir)に続いて2人目。
スタセヴスカは1984年、ウクライナのキエフ生まれ。ヘルシンキのシベリウス音楽院でヴァイオリン、ヴィオラ、作曲、指揮法を学び、ヨルマ・パヌラ、レイフ・セーゲルスタムに師事している。エサ=ペッカ・サロネン、パーヴォ・ヤルヴィのアシスタントなどを務めた後、ヨーロッパ各地のオーケストラを指揮している。
写真:Harrison Parrott / Jarmo Katila
ストックホルム発 〓 今年の“ノーベル賞の指揮者”にフィンランドのダリア・スタセヴスカ
2018/12/07
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