発表が遅れていたロシア・サンクトペテルブルクの「白夜の星音楽祭=Festival Stars of the White Nights」のスケジュールがようやく発表された。音楽祭は1993年、ワレリー・ゲルギエフ率いるマリインスキー劇場が中心となって創設された、オペラとバレエの祭典。26回目となる今年の開幕は5月23日で、ヴェルディ《ファルスタッフ》の上演で幕を開ける。会期は7月29日までと長い。今年のテーマ国はイタリアで、プラシド・ドミンゴが出演するヴェルディ《椿姫》、アンナ・ネトレプコが出演するヴェルディ《マクベス》の他、《トスカ》、《リゴレット》、《オテロ》、《ルチア》、《ラ・ボエーム》、《シモン・ボッカネグラ》、《仮面舞踏会》、《トゥーランドット》、《運命の力》、《ドン・カルロ》、《アッティラ》、《ノルマ》と、イタリア・オペラ尽くし。また、もう一つのテーマが「ドビュッシーの没後100年」で、コンサートでは彼の作品が数多く取り上げられる。客演オーケストラの目玉は、クリスティアン・ティーレマン率いるドレスデン・シュターツカペレ。
写真:Mariinsky Theatre
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白夜の星音楽祭 〓 2018年のスケジュールを発表
2018/05/22
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