ライプツィヒ・バッハ音楽祭(Bachfest Leipzig)が2025年の「バッハ・メダル」をベルギーのオーボエ奏者マルセル・ポンセール(Marcel Ponseele)に贈ると発表した。マイセン磁器製のメダルは2003年から、“音楽の父”作曲家ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750)の研究、演奏で功績を上げた人物に対して、ライプツィヒ市が音楽祭の中で授与している。
ポンセールはベルギー西部、フランス国境に近いコルトレイク生まれの68歳。ブルージュ音楽院などで学び、バロック・オーボエやオーボエ・ダモーレの奏者として活躍、卓越した技術と感動的な音色で知られる。ジョン・エリオット・ガーディナー、トン・コープマンらのバッハ録音に加わっている他、1988年に自ら創設した古楽アンサンブル「イル・ガルデリーノ」の、現在も芸術監督を務めている。
写真:Sjaak Verboom
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ライプツィヒ発 〓 2025年の「バッハ・メダル」はオーボエ奏者のマルセル・ポンセールに

2025/02/14
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