ウィーン発 〓 ドミンゴ、国立歌劇場で80歳を祝う

2021/01/19

ウィーン国立歌劇場が1月後半のストリーミング配信のラインナップを発表した。ストリーミングはいずれも現地時間の19時から。ラインナップは以下の通り。

今回のラインナップの目玉は、22日にライブでストリーミングされるヴェルディ《ナブッコ》で、前日に80歳を迎えるテノール歌手プラシド・ドミンゴ(Plácido Domingo)が出演するのが話題。

無観客で行う公演は、マルコ・アルミリアートの指揮。現地時間16時半からライブ・ストリーミングする他、24日にはオーストリア放送協会での放送も予定されている。

19日
ヴェルディ《ドン・カルロ》
指揮:マルコ・アルミリアート
出演:ステファノ・セッコ / ディミトリ・ホヴォロストフスキー / マリア・ピーア・ ピスチテッリ / ベアトリス・ユリア=モンゾン / フェルッチョ・フルラネット
(収録:2015年)

20日
リヒャルト・シュトラウス《サロメ》
指揮:ミヒャエル・ボーダー
出演:リーゼ・リンドストローム / ミヒャエル・ヴォッレ / ワルトラウト・マイヤー / ヘルヴィヒ・ペコラーロ
(収録:2020年)

21日
バレエ《白鳥の湖》ルドルフ・ヌレエフ振付
指揮:アレクサンダー・イングラム
出演:オルガ・エシナ / ウラジミール・シショフ / エノ・ペシ
(収録:2014)

22日
ヴェルディ《ナブッコ》
指揮:マルコ・アルミリアート
出演:プラシド・ドミンゴ / Freddie De Tommaso / リッカルド・ザネッラート / アンナ・ピロッツィ
(ライブ)

23日
ベルク《ルル》
指揮:インゴ・メッツマッハー
出演:アグネタ・アイヒェンホルツ / ボー・スコウフス / チャールズ・ワークマン / アンゲラ・デノケ / フランツ・グルントヘーバー
(収録:2017年)

24日
ワーグナー《ラインの黄金》
指揮:アダム・フィッシャー
出演:トマス・コニエチュニー / ノルベルト・ エルンスト / ヨッヘン・シュメッケンベッカー / ヘルヴィヒ・ペコラーロ / ミヒャエラ・シュースター
(収録:2016年)

25日
ワーグナー《ワルキューレ》
指揮:アダム・フィッシャー
出演:クリストファー・ベントリス / アイン・アンガー / ワルトラウト・マイヤー / リンダ・ワトソン / トマス・コニエチュニー
(収録:2016年)

写真:Fiorenzo Niccoli


    もっと詳しく ▷


関連記事

  1. ベルゲン発 〓 エドワード・ガードナーがベルゲン・フィルとの契約を延長

  2. 訃報 〓 グラハム・クラーク(81)英国のテノール歌手

  3. マドリッド発 〓 フランシスコ・アライサがソフィア王妃高等音楽院の声楽研究部門のトップに

  4. パリ発 〓 パリ国立オペラ、ガルニエ宮に大規模な補修工事

  5. ベルリン発 〓 バレンボイムが体調不良で新制作の《指環》の指揮を断念、代役にティーレマン

  6. 訃報 〓 チャールズ・ウォリネン(81)米国の作曲家

  7. バルセロナ発 〓 第67回「マリア・カナルス国際音楽コンクール」でカナダのイェーデン・イジク=ドズルコが優勝、亀井聖矢も3位に

  8. ベルリン発 〓 ウラディーミル・ユロフスキがベルリン放送響の演奏会でウクライナ国歌を演奏、連帯のメッセージ送る

  9. ホノルル発 〓 ハワイ・オペラ・シアターが2020/2021シーズンの断念を発表

  10. チューリッヒ発 〓 世界的な「ロシア・ボイコット」の広がりで、ロシア・ナショナル響のスイス・ツアーは中止に

  11. ロサンゼルス発 〓 第92回「アカデミー賞」の作曲賞に『ジョーカー』のヒドゥル・グドナドッティル

  12. アトランタ発 〓 ナタリー・シュトゥッツマンがアトランタ響の音楽監督に

  13. チューリッヒ発 〓 チューリッヒ歌劇場が新製作の《サロメ》をライブ・ストリーミング

  14. ベルリン発 〓 ベルリン・フィルの2020/2021シーズンが開幕

  15. 訃報 〓 ヴェルナー・アンドレアス・アルベルト(84)オーストリアの指揮者

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。