指揮者のグスターボ・ドゥダメル(Gustavo Dudamel)に3日、フランス政府から「芸術文化勲章=Ordre des Arts et des Lettres」のオフィシエ2等章が授与された。ドゥダメルは2009年、「芸術文化勲章」のシュヴァリエ3等章を贈られており、今回さらに一段上の栄誉が与えられた。
ドゥダメルはベネズエラ生まれの41歳。音楽教育「エル・システマ」から育った音楽家の一人で、2009年からロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督を務め、昨シーズンからパリ国立オペラの音楽監督を兼任している。
3日は2022/2023シーズンの開幕を飾るプッチーニ《トスカ》を指揮。トスカに役にサイオア・エルナンデス、カヴァラドッシ役にジョセフ・カレハ、スカルピア役にブリン・ターフェルが起用された公演終了後、勲章がマクロン大統領から授与された。
写真:Didier Plowy
パリ発 〓 指揮者のドゥダメルにフランス政府の「芸術文化勲章」オフィシエ章
2022/09/07
【最終更新日】2022/09/18
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