ミュンヘン発 〓 ドイツ・サッカー界の“皇帝”フランツ・ベッケンバウアーの追悼式でカウフマンが熱唱

2024/01/22

今月7日に78歳で亡くなったドイツの元サッカー選手で、「皇帝」の名で親しまれたフランツ・ベッケンバウアーの追悼式が19日行われ、世界的テノール歌手のヨナス・カウフマン(Jonas Kaufmann)がステージに立ち、故人に別れを告げた。

追悼式は故人の故郷で、生前所属していたクラブチーム「バイエルン・ミュンヘン」の本拠地ミュンヘンのアリアンツ・スタジアムで行われ、約3万人が参列。FIFA(国際サッカー連盟)やショルツ首相の花輪が飾られた他、シュタインマイヤー大統領が追悼演説を行った。

ベッケンバウアーは西ドイツ代表チームの一員としてワールドカップに3回出場、1974年のミュンヘン大会では主将を務めて優勝した。また、1990年のイタリア大会では、監督としてチームを世界一に導いた。その後、ドイツサッカー連盟副会長、2006年のドイツ大会の組織委員長、2009年よりFCバイエルン・ミュンヘンの名誉会長を歴任してきた。

カウフマンは追悼式に先立ち、「私はミュンヘンで育ち、子供の頃からFCバイエルンのファンです。私の目には、ベッケンバウアーはクラブとドイツ・サッカー全体の最大の貢献者であり、スポーツ選手としても人間としても比類のない人物です」 とコメントを発表。《タイム・トゥ・セイ・グッバイ》など3曲を歌って故人を追悼した。

写真:Eibner


関連記事

  1. トーレ・デル・ラーゴ発 〓 プッチーニ・フェスティバル開催決定

  2. ニューヨーク発 〓 ニューヨーク・フィルが2022/2023シーズンの公演ラインナップを発表、次期音楽監督めぐり注目集める客演指揮者たち

  3. パリ発 〓 パリ国立オペラが2021/2022シーズンの公演ラインナップを発表

  4. 東京発 〓 ウィーン国立歌劇場の舞台映像が初めて日本の映画館のスクリーンに

  5. ベルファスト発 〓 ダニエレ・ルスティオーニが任期満了でアルスター管の首席指揮者を退任

  6. 台北発 〓 準・メルクルが台湾の国家交響楽団の芸術顧問に

  7. ウィーン発 〓 ポリーニが10ヵ月ぶりに現場復帰

  8. バイロイト発 〓 バイロイト音楽祭が25歳までの若者向けに特別枠、チケットが2枚まで1枚90ユーロ

  9. ワシントン発 〓 ジャナンドレア・ノセダがナショナル響とウクライナ国歌

  10. ウィーン発 〓 国立歌劇場が新制作の《パルジファル》を18日にストリーミング

  11. モントリオール発 〓 テノールのベン・ヘップナーがラジオのパーソナリティーからの“卒業”を表明、メディア・プレゼンターに転身

  12. バイロイト発 〓 バイロイト音楽祭が中止を発表、開幕延期はかなわず

  13. ベルリン発 〓 ベルリン・フィル恒例の「ヨーロッパ・コンサート」、今年は本拠地フィルハーモニーのホワイエで

  14. パリ発 〓 演出家のオリヴィエ・ピィがシャトレ座の支配人に就任

  15. ケルン発 〓 WDR響が首席指揮者のクリスティアン・マチェラルとの契約を延長

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。