英国のバーミンガム市交響楽団(City of Birmingham Symphony Orchestra)が音楽監督を務める山田和樹(Kazuki Yamada)との契約を延長した。山田は2023年4月からその任にあり、今回の契約更改で、任期は2028/2029シーズン終了まで延びる。
山田は神奈川県生まれの46歳。東京芸術大学音楽学部指揮科出身で、2009年にフランスの第51回「ブザンソン国際指揮者コンクール」で優勝。スイス・ロマンド管弦楽団の首席客演指揮者(2012-2017)などを経て、2016/2017シーズンからはモンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団の芸術監督兼音楽監督を務めている。
また、日本でも日本フィルハーモニー交響楽団の正指揮者、読売日本交響楽団の首席客演指揮者、東京混声合唱団音楽監督兼理事長、学生時代に創設した横浜シンフォニエッタの音楽監督としても活動している。
契約更改に山田は「この数年間で、私はこのオーケストラと強い絆を育んできました。才能ある音楽家たちとの特別な関係を築くことができたのは、本当に光栄なことです。CBSOは、とても幸せで前向き、意欲的なオーケストラです。私は常に彼らの情熱と献身にインスピレーションを受けてきました。私たちが一緒に探求できる可能性は無限にあり、これから待ち受ける可能性にワクワクしています」と抱負を語っている。
写真:City of Birmingham Symphony Orchestra
バーミンガム発 〓 バーミンガム市響が音楽監督の山田和樹との契約を延長
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2025/01/29
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