ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団(Helsingfors Stadsorkester)の首席指揮者を務めるスザンナ・マルッキ(Susanna Malkki)が2022/2023シーズンの終了をもって退任することになった。首席指揮者に就任したのは2016年で、2019年に契約を延長したが、オーケストラ側からの再延長の打診を断ったという。
マルッキは1969年、ヘルシンキ生まれの52歳。チェリストとして音楽の道に進み、シベリウス音楽院、ストックホルムエズバーグ音楽院、ロンドンの王立音楽院で学び、1995年から1998年までエーテボリ管弦楽団の首席チェリストを務めた。
その後、シベリウス音楽院に再入学。エリ・クラス、レイフ・セーゲルスタムたちに学んで指揮者に転身した。2006年から2012年には、現代音楽演奏のために設立された室内オーケストラ、アンサンブル・アンテルコンタンポランの音楽監督を務めた。
写真:Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks
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ヘルシンキ発 〓 スザンナ・マルッキがヘルシンキ・フィルの首席指揮者退任へ
2021/12/12
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