ロンドン交響楽団が主催する「ドナテッラ・フリック指揮者コンクール」の本選が22日、ロンドンのバービカンセンターで行われ、ドイツのフェリックス・ミルデンベルガー(Felix Mildenberger, 28)が優勝した。ミルデンベルガーは現在、フランス国立管弦楽団のアシスタント指揮者を務めている。2016年にアスペン音楽祭で「ロバート・スパーノ指揮者賞」を受賞している他、2017年のカダケス国際指揮者コンクールで第2位を獲得している。
「ドナテッラ・フリック指揮者コンクール」は1990年の創設。2年に一度開催され、EU加盟国28カ国とノルウェー、アイスランド、リヒテンシュタイン、スイスの30歳以下の青年が対象。パトロンはチャールズ皇太子。優勝者には賞金15000ポンドに加え、ロンドン交響楽団のアシスタント・コンダクターとして採用される。本選に進んだのは、ハリー・オッジ(Harry Ogg, 27)、アレキサンダー・コールディング・スミス(Alexander Colding Smith, 29)の3人。
写真:London Symphony Orchestra / Doug Peters
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ロンドン発 〓 フェリックス・ミルデンベルガーが「ドナテッラ・フリック指揮者コンクール」で優勝
2018/11/24
【最終更新日】2021/05/30
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