ジュネーブを本拠地とするスイス・ロマンド管弦楽団(Orchestre de la Suisse Romande)が音楽監督・首席指揮者を務める英国の指揮者ジョナサン・ノット(Jonathan Nott)との契約を延長したと発表した。ノットは2017年からその任にある。
今回の延長では、契約終了の日時が決められていないのが特徴。しかし、“終身契約”ではないという。オーケストラの声明では、契約終了の日が決められていないことについて、ノットとオーケストラが非常に強く良好な関係にあることを強調している。
ノットは英国中部ソリフル生まれの58歳。ケンブリッジ大学で音楽学を専攻した後、王立ノーザン音楽大学で声楽とフルートを専攻、その後、指揮者に転身した。2000年から2016年にバンベルク交響楽団の首席指揮者を務めた他、日本では2014年から東京交響楽団の音楽監督を務めてきた。
写真:Orchestre de la Suisse Romande / BBC / Chris Christodoulou
ジュネーブ発 〓 スイス・ロマンド管弦楽団がジョナサン・ノットとの契約を延長、任期に期限なし
2021/02/23
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