札幌発 〓 指揮者のマティアス・バーメルトが札響との契約を延長

2020/02/05

札幌交響楽団(Sapporo Symphony Orchestra)の首席指揮者を務めているマティアス・バーメルト(Matthias Bamert)がオーケストラとの契約を延長した。バーメルトは2018年4月から、マックス・ポンマーの後を受けて首席指揮者を務めている。契約の延長で、任期は2024年まで伸びる。バーメルトは1942年、スイスのエアジーゲン生まれの77歳。1987年以降はロンドンを拠点に活動している。

バーメルトはこれまでにバーゼル放送交響楽団、ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズの首席指揮者(1992-2000)、西オーストラリア交響楽団、マレーシア・フィルハーモニー管弦楽団など、数多くの音楽監督、首席指揮者を歴任。グラスゴーの現代音楽祭「ムジカ・ノヴァ」やスイス・ルツェルン音楽祭の監督など、プロデューサー的な仕事でもその名が高い。

写真:Sarperi Artists Management

関連記事

  1. ブリュッセル発 〓 ベルギー国立管弦楽団の次期首席指揮者にアントニー・ヘルムス

  2. ロンドン発 〓 王立音楽院がパッパーノ、カウフマンに名誉博士号

  3. 訃報 〓 リナト・イブラギモヴァ(59)ロシア出身のコントラバス奏者、ロンドン交響楽団の元首席

  4. ブラティスラバ発 〓 スロヴァキア放送響激震、レナルトが復帰

  5. ベルリン発 〓 ジョン・ウィリアムズ、2月で90歳。ベルリン・フィルとのライブ・アルバムのリリースあり、ケネディ・センターでは3日間のフェスティバルも

  6. ベルリン発 〓 ベルリン・フィルが新シーズン2024/2025シーズンの公演ラインナップを発表、指挥者の山田和樹、ヴァイオリニストの「HIMARI」がデビュー

  7. ベルリン発 〓 ベルリン・フィルの「ヨーロッパ・コンサート」、2025年の指揮者はムーティ

  8. ベルリン発 〓 ベルリン・フィルの新しいクラリネット奏者はともにスロベニア出身で同門という二人

  9. リガ発 〓 エギルス・シリンスがラトビア国立オペラの総監督に

  10. ベルリン発 〓 州立オペラの次期インテンダントにオーストリアの女流演出家エリザベート・ソボトカ

  11. クラスノヤルスク発 〓 第2回「ヴィクトル・トレチャコフ国際ヴァイオリン・コンクール」でスペインのマリア・ドゥエナスが優勝、河井勇人、清水公望が入賞

  12. リスボン発 〓 グルベキアン管の音楽監督にハンヌ・リントゥ、ロレンツォ・ヴィオッティの後任

  13. ケルン発 〓 フランソワ=グザヴィエ・ロトがケルン市の音楽総監督を退任、任期1年残して

  14. ベルゲン発 〓 第17回「グリーグ国際ピアノ・コンクール」で石井楓子が第1位に

  15. 静岡発 〓 プロ・オーケストラ「富士山静岡交響楽団」が発足、静岡交響楽団と浜松フィルの合併で

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。