スペイン国立管弦楽団(Orquesta y Coro Nacionales de España)がケント・ナガノ(Kent Nagano)を次期首席指揮者兼芸術監督に迎えると発表した。2014年から首席指揮者、2019年からは芸術監督を兼任してきたダーヴィト・アフカム(David Afkham)の後任で、任期は2026/2027シーズンから5シーズン。
ナガノは米国カリフォルニア州バークレー生まれの73歳。カリフォルニア大学バークレー校、サンフランシスコ州立大学で法学と作曲を学び、オペラ・カンパニー・オブ・ボストンで指揮者デビューした。2015/2016シーズンからハンブルク州立オペラの音楽総監督および劇場の座付きオーケストラのハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を務めている。
また、これまでに英国のハレ管弦楽団(1992-1999)、フランスのリヨン国立オペラ(1988-1998)、ベルリン・ドイツ交響楽団(2000-2006)、モントリオール交響楽団(2006-2020)、バイエルン州立オペラ(2006ー2013)の首席指揮者、音楽監督を歴任してきた。
写真:Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks
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マドリード発 〓 ケント・ナガノがスペイン国立管の首席指揮者兼芸術監督に
2024/12/20
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