パレルモ発 〓 ムーティが50年ぶりにマッシモ劇場管弦楽団の指揮台に

2020/10/26

指揮者リッカルド・ムーティ(Riccardo Muti)が11月末からマッシモ劇場の指揮台に立つことになった。11月30日に手兵のルイージ・ケルビーニ・ジョヴァニーレ管弦楽団(Orchestra Giovanile Luigi Cherubini)とコンサートを行う他、12月4日と5日にはマッシモ劇場管弦楽団を指揮する。

話題の中心は、ムーティがマッシモ劇場管を50年ぶりに指揮すること。前回は1970年10月に指揮しており、この時はマウリツィオ・ポリーニと共演した。ムーティは1967年にグィード・カンテッリ・コンクールで優勝、1969年にはフィレンツェ五月音楽祭歌劇場の音楽監督に抜擢されている。

一方のポリーニも、国際的な演奏活動への復帰を始めたばかりの頃。ポリーニは1960年の第6回ショパン国際ピアノ・コンクール優勝してから10年近く華々しい活動からは距離をおいていた。二人はムーティがポリーニの1歳上で政治的な立場は違うが、その後も息長く共演を続けている。

今回、ムーティがケルビーニ管で指揮するのは、シューベルトの交響曲第3番、ドボルザークの交響曲第9番《新世界より》。一方、マッシモ劇場管では、ヴェルディのレクイエムを指揮する。ソリストは、ジョイス・エル=コーリー、マルティナ・ベッリ、サイミール・ピルグ、リッカルド・ザネッラートという布陣。

写真:Chicago Symphony Orchestra


    詳細はこちら ▷


関連記事

  1. パレルモ発 〓 マッシモ劇場が新制作の《エルナーニ》をライブ・ストリーミング

  2. ミュンヘン発 〓 バイエルン州立オペラが新制作の《ジュディッタ》をストリーミング配信

  3. ベルリン発 〓 ベルリン・フィルが家族向けコンサートを国連難民高等弁務官事務所と共催

  4. オーデンセ発 〓 オーデンセ響の首席指揮者にピエール・ブリューズ

  5. シカゴ発 〓 シカゴ響が2022年1月の台湾、中国、日本ツアーの中止を発表

  6. 訃報 〓 ディナ・ウゴルスカヤ(46)旧ソ連出身のドイツのピアニスト

  7. 訃報 〓 野島稔(76)日本のピアニスト

  8. トロント発 〓 トロント響が歴代の音楽監督5人が共演する特別コンサート

  9. フィレンツェ発 〓 フィレンツェ5月音楽祭の新しい音楽監督にダニエレ・ガッティ

  10. パリ発 〓 エマニュエル・クリヴィヌが音楽監督を辞任

  11. ローマ発 〓 ローマ歌劇場が《エルナーニ》を無料ストリーミング

  12. ナポリ発 〓 サン・カルロ劇場が2021/2022シーズンの公演ラインナップを発表

  13. 訃報 〓 セルゲイ・ドレンスキー(88)ロシアのピアニスト

  14. ザルツブルク発 〓 夏の音楽祭はプログラムを組み直して開催を模索

  15. チューリッヒ発 〓 トーンハレが9月にリニューアル・オープン

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。