シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭 〓 今年の「レナード・バーンスタイン賞」はピアノのイサタ・カネー=メイソンに

2021/02/06

ドイツのシュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭が、2021年の「レナード・バーンスタイン賞」を英国のピアニスト、イサタ・カネー=メイソン(Isata Kanneh-Mason)に贈ると発表した。

賞は2002年の創設で、音楽祭の創設に深く関わった故人を記念してドイツの貯蓄銀行金融グループ (Sparkassen Finanzgruppe)がスポンサーになり、授賞式が音楽祭期間中に行われている。賞金は10,000ユーロ(約118万円)。

イサタはロンドン生まれの25歳。カネー=メイソン7人兄弟姉妹の長女で、王立音楽アカデミーでピアノを学んだ。弟は売れっ子チェリストのシェク。8月20日にリューベックで受賞者コンサートが行われ、シューマンの演奏を披露する。

写真:ClassicFM / Decca


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