イタリアのラヴェンナ芸術祭(Ravenna Festival)が2024年の公演ラインナップを発表した。古都を舞台に指揮者のリッカルド・ムーティ夫妻が主宰している芸術祭で、2024年は5月11日7月8日の開催。コンサート以外にバレエ、コンテンポラリー・ダンスまで多彩なプログラムで知られる。
発表によると、2024年はムーティに加えてキリル・ペトレンコ、サイモン・ラトルが顔を揃える、いつにも増して豪華な陣立て。開幕を飾るのはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏会で、指揮はムーティ。モーツァルトの交響曲第35番《ハフナー》、シューベルトの交響曲第9番というプログラムが組まれている。ムーティは芸術祭のレジデント・オーケストラであるルイージ・ケルビーニ・ジョヴァニーレ管弦楽団の演奏会など、3回の演奏会を指揮する。
一方、ペトレンコはグスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団を指揮して、ブルックナーの交響曲第5番。また、ラトルはヨーロッパ室内管弦楽団、夫人のマグダレーナ・コジェナーとの共演で、プログラムのメインにはムーティと同じシューベルトの交響曲第9番が置かれている。
写真:Ravenna Festival
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ラヴェンナ発 〓 ラヴェンナ芸術祭が2024年の公演ラインナップを発表
2024/03/01
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