ローマ歌劇場の開幕公演《リゴレット》を振ったダニエレ・ガッティ(Daniele Gatti)がそのまま音楽監督に就任することが解った。歌劇場の音楽監督は、2014年にリッカルド・ムーティが辞任してから空席になっている。
ガッティは8月、セクシャル・ハラスメントを報じられてロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者を解任され、その後、いくつかの公演がキャンセルされた。
スキャンダル後、イタリアで初めて指揮したのが2日に幕を開けた今回の公演。新たなポストを得て、ガッティの名誉回復なるか、といったところ。
写真:Teatro dell’Opera di Roma / Yasuko Kageyama
ローマ発 〓 ダニエレ・ガッティがローマ歌劇場の音楽監督に
2018/12/03
【最終更新日】2021/05/19
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