作曲家の出身地であるイタリア・ベルガモで行われているドニゼッティ・オペラ・フェスティバル(Donizetti Opera Festival)が2024年の公演ラインナップを発表した。第10回は11月14日から12月1日にかけて開催される。
発表によれば、上演されるオペラは《ロベルト・デヴリュー》、《ドン・パスクワーレ》、《グラナダのゾライダ》の3作品。《グラナダのゾライダ》は1824年1月7日にローマのアルゼンチン劇場で上演されたバージョンを使い、英国のウェックスフォード・オペラ・フェスティバルとの共同制作という。
その《グラナダのゾライダ》はブルーノ・ラヴェッラが演出を手掛け、アルベルト・ザナルディがピリオド楽器アンサンブル「ジル・オリジナリ」指揮する。歌手はコヌ・キム、ズザナ・マルコヴァー、チェチーリア・モリナーリが起用される。
一方、《ロベルト・デヴリュー》は音楽監督のリッカルド・フリッツァが指揮。グラインドボーン・フェスティバル・オペラの芸術監督を務めるスティーヴン・ラングリッジが演出を手掛ける。ジェシカ・プラット、ジョン・オズボーン、シモーネ・ピアッツォーラ、ラファエラ・ルピナッチ、デヴィッド・アストルガが出演する。
また、《ドン・パスクワーレ》はロベルト・デ・カンディア、ハヴィエル・カマレナが出演、ボッテガ・ドニゼッティの生徒たちが脇を固める。演出はアメリー・ニーマイヤーで、イヴァン・ロペス・レイノソが指揮する。
写真:Donizetti Opera Festival
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ベルガモ発 〓 ドニゼッティ・オペラ・フェスティバルが2024年の公演ラインナップを発表
2024/03/02
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