イタリアのマルチナ・フランカで行われているヴァッレ・ディートリア音楽祭(Festival della Valle d’Itria)が次期芸術監督にセバスチャン・シュワルツ(Sebastian Schwarz)を迎えると発表した。2010年から音楽祭を率いてきたアルベルト・トリオーラ(Alberto Triola)の後任で、任期は3年。最終年の2024年に音楽祭は、創立50周年を迎える。
シュヴァルツは現在、トリノのテアトロ・レッジョ(Teatro Regio di Torino)の芸術監督を務める。旧・東独ロストックの生まれ。ベルリンで声楽と音楽学、ベネチアで劇場マネージメントを学んだ後、ベネチアのフェニーチェ劇場のスタッフとして音楽業界に進んだ。
その後、アイルランドのウェックスフォード・フェスティバル・オペラ、ドイツのハンブルク州立歌劇場、インスブルック古楽音楽祭、ウィーンのアン・デア・ウィーン劇場などでキャリアを重ね、2015年から2017年にはグラインドボーン音楽祭の総監督を務めている。
写真:Festival della Valle d’Itria
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マルチナ・フランカ発 〓 ヴァッレ・ディートリア音楽祭の次期芸術監督にセバスチャン・シュワルツ
2021/08/12
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