ライプツィヒ市立歌劇場(Oper Leipzig)の次期音楽総監督にクロアチアのイヴァン・レプシッチ(Ivan Repušić)を迎えると発表した。レプシッチの任期は2025/2026シーズンから。歌劇場は2009年からウルフ・シルマーが長く芸術監督・音楽監督を務めた後、2022/2023シーズンからはクリストフ・ゲッショルトが音楽総監督に就任、レプシッチはその後任となる。
レプシッチはクロアチア・イモツキ生まれの45歳。首都ザグレブの音楽アカデミーで学んだ後、2005年に母国のザダル室内管弦楽団の首席指揮者を務めるかたわら、ヨルマ・パヌラ、ジャンルイジ・ジェルメッティの元で研鑽を積み、その後、大野和士、ドナルド・ラニクルズのアシスタントを務めた。
その後、クロアチア国立スプリット劇場の指揮者(2006-2008)、ドイツのハノーファー州立歌劇場の音楽総監督(2016-2019)、ドゥブロヴニク音楽祭の音楽監督(2010-2012)などを歴任。2017年からはミュンヘン放送管弦楽団の首席指揮者を務めている(2026年夏まで)。また、2024/2025シーズンからはワイマール国民音楽団(ワイマール・シュターツカペレ)の首席指揮者に就任することも決まっている。
写真:Arhiva Dubrovackih Ljetnih
ライプツィヒ発 〓 市立歌劇場の次期音楽総監督にクロアチアのイヴァン・レプシッチ
2023/11/16
【最終更新日】2024/02/06
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