プラハ発 〓 プラハ交響楽団の次期首席指揮者にトマーシュ・ネトピル

2023/09/21

プラハ交響楽団(Symfonický orchestr hl.m.Prahy)が次期首席指揮者にチェコの指揮者トマーシュ・ネトピル(Tomas Netopil)を迎えると発表した。2020/2021シーズンからその任にあるチェコの指揮者トマーシュ・ブラウネルの後任で、任期は2025/2026シーズンから。

ネトピルはチェコ東部プルジェロフ生まれの48歳。チェコでヴァイオリンと指揮を学んだ後、ストックホルム王立音楽院で指揮をヨルマ・パヌラに師事。2002年にフランクフルトのアルテ・オーパーで開催された第1回「ゲオルグ・ショルティ国際指揮者コンクール」で優勝して注目を集めた。

2004年に「プラハの春」音楽祭、ザルツブルク音楽祭にデビュー、2005年には米国のアスペン音楽祭でアシスタント指揮者を務めるなどした後、2009年にプラハの国民劇場の音楽監督に就任した(ー2012)。そのかたわら、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団やウィーン国立歌劇場にもデビューを重ねている。

オペラ、コンサートの両方で活躍の場を広げており、2012/2013シーズンからはドイツのエッセン市立劇場(アールト劇場)で、2022/2023シーズン終了まで音楽総監督を務めていた。チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者も務めている。

写真:Dvořák Prague festival / Petra Hajska


関連記事

  1. 訃報 〓 ヴァンダ・ヴィウコミルスカ(89)ポーランドのヴァイオリニスト

  2. コペンハーゲン発 〓 ルイージが「ドイツ・グラモフォン」からニールセンの交響曲全集

  3. ワルシャワ発 〓 アントニ・ヴィトの80歳の誕生日コンサートに気候活動家が乱入

  4. オスロ発 〓 オスロ・フィルがラウス・マケラとの契約を更新、首席指揮者就任前の異例の延長

  5. ロサンゼルス発 〓 映画『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』の作曲家が降板、後任になんとハンス・ジマー

  6. ペーネミュンデ発 〓 ニューヨーク・フィルが新型コロナの世界的流行以来初の海外公演、ドイツ・ウーゼドム音楽祭に客演

  7. ミュンヘン発 〓 パーヴォル・ブレスリクにバイエルン州から「宮廷歌手」の称号

  8. ロンドン発 〓 新型コロナウイルス感染のアンネ=ゾフィー・ムターがネット上でカルテット演奏

  9. ブレーメン発 〓 ドイツ・カンマーフィルの首席客演指揮者にフィンランドの若手タルモ・ペルトコスキ

  10. ナント発 〓 国立ロワール管が新シーズンのラインナップ発表を見送り

  11. 訃報 〓 服部克久(83)日本の作曲家

  12. ニューヨーク発 〓 ズヴェーデンが2023/2024シーズンでニューヨーク・フィルの音楽監督を退任

  13. 東京発 〓 第33回「高松宮殿下記念世界文化賞」、音楽部門はピアノのクリスチャン・ツィメルマン

  14. モスクワ発 〓 ワシリー・ペトレンコがスヴェトラーノフ記念ロシア国立響の芸術監督を辞任

  15. ザールブリュッケン発 〓 ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルの首席指揮者にジュゼップ・ポンス

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。