チューリッヒ発 〓 チューリッヒ歌劇場が音楽監督のジャナンドレア・ノセダとの契約を延長

2022/10/26

スイスのチューリッヒ歌劇場(Opernhaus Zürich)が音楽監督のジャナンドレア・ノセダ(Gianandrea Noseda)との契約を延長した。ノセダは昨シーズン2021/22シーズンからその任にあり、今回の契約更改で任期は2027/2028シーズン終了まで伸びる。

ノセダは1964年、イタリア・ミラノ生まれの58歳。1996年にワレリー・ゲルギエフの抜擢でロシアのマリインスキー劇場管弦楽団のヨーロッパ・ツアーなどを指揮し、翌1997年からオーケストラの首席客演指揮者に迎えられたことで飛躍の機会を掴んだ。

現在はチューリッヒの他、米国のワシントン・ショナル交響楽団の音楽監督、ロンドン交響楽団の首席客演指揮者、グルジアのツィナンダリ音楽祭の音楽監督を務めるかたわら、著名なオペラハウス、オーケストラに客演を重ねている。

写真:Israel Philharmonic


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