ケルン発 〓 WDR交響楽団の次期首席指揮者にマチェラル

2018/05/03
【最終更新日】2020/06/27

ケルンWDR交響楽団(旧・ケルン放送交響楽団)が2日、次期首席指揮者にルーマニア出身の米国人指揮者クリスティアン・マチェラル(37)を招くことを決めた。2010年から首席指揮者を務めているユッカ=ペッカ・サラステの後任。任期は2019年から。


マチェラルはヴァイオリニストとしてスタート、マイアミ交響楽団の最年少コンサートマスターとして活動、その後、マイアミ大学、ライス大学で学び、タングルウッド音楽祭、アスペン音楽祭で研鑽を積んだ。指揮者デビュー後は全米のさまざまなオーケストラを指揮しており、2014年からはフィラデルフィア管弦楽団の正指揮者。

ケルンWDR交響楽団は、ケルン市に本拠を置く西部ドイツ放送(WDR)所属の放送オーケストラ。歴代の首席指揮者には、クリストフ・フォン・ドホナーニ、ズデニェク・マーカル、若杉弘、ガリー・ベルティーニ、ハンス・フォンク、セミヨン・ビシュコフがいる。

写真:Todd Rosenberg / CSO

関連記事

  1. ベルリン発 〓 コーミッシェ・オーパーが2018/2019シーズンのラインナップを発表

  2. マグデブルク発 〓 主役歌手二人のキャンセルでマグデブルク劇場が公演さしかえ

  3. 訃報 〓 ディナ・ウゴルスカヤ(46)旧ソ連出身のドイツのピアニスト

  4. ケルン発 〓 ケルン放送管の次期首席指揮者にアイルランドの指揮者デヴィッド・ブロフィー

  5. ベルリン発 〓 ペトレンコとベルリン・フィルもウクライナへの連帯を表明

  6. ドレスデン発 〓 聖十字架合唱団の第29代「クロイツカントル」にマーティン・レーマン

  7. シュトゥットガルト発 〓 シュトゥットガルト州立オペラが2021/2022シーズンの公演ラインナップを発表

  8. 訃報 〓 ドイツのホルン奏者(89)ヘルマン・バウマン

  9. ベルリン発 〓 州立オペラが2023/2024シーズンの公演ラインナップを発表、バレンボイムの後任は発表されず

  10. ドルトムント発 〓 市立オペラがガブリエル・フェルツとの契約を延長

  11. ミュンヘン発 〓 ミュンヘンに新ホール、バイエルン放送交響楽団の本拠地に

  12. ベルリン発 〓 バレンボイム、80歳記念コンサートもキャンセル

  13. バイロイト発 〓 バイロイト音楽祭が2026年の構想を発表、コスト上昇で規模を大幅に縮小

  14. ウィーン発 〓 ウィーン・フィルの第2バイオリンの首席奏者クリストフ・コンツが指揮活動

  15. 訃報 〓 ミハイル・ユロフスキ(76)ロシアの指揮者

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。